「ムーミン 氷の洞窟」が一年中楽しめるようになりました!【本国サイトのブログから】
フィンランド東部のレッパヴィルタにある「ムーミン 氷の洞窟」が、今年もスタートしました! 「ムーミン 氷の洞窟」は、スパホテル「ヴェシレッピス」の地下にあり、ムーミン・コミックスをテーマにした氷の彫刻が見られる場所です。洞窟は、年間通して体験できるようになり、今シーズンは2024年12月8日までお客さまを迎えています。今回アクティビティ・エリアとして「ヴェシレッピス・ウィンターパーク」が新たに加わり、一緒に楽しむことができるようになりました。
地下30メートルにある氷の洞窟では、氷の彫刻と楽しいアクティビティが作り出す、不思議な世界を体験することができます。
今シーズンの「ムーミン 氷の洞窟」は、ムーミン・コミックスの『ジャングルになったムーミン谷』(1956年)をモチーフにしています。人食い植物や、ジャングルの野生動物たちなど、ムーミンのおなじみのキャラクターたちが登場し、ジャングルを表現したワンダーランドを探検することができるのです。
「私たちは、前回のサマーシーズンに引き続き、ジャングルをテーマに選びました。ジャングルは壮大ですし、彫刻的にもやりがいのあるテーマだからです。彫刻にしたシーンは、それぞれ異なる物語からですが、今年はジャングルというテーマが、展覧会のプロムナードエリアに集められた約20点の彫刻を結びつける大きな役割を果たしています」と、レッパケルトゥ社のマネージング・ディレクターであるエサ・サルミヘイモ氏は語ります。
「アイス・マジック社のアンシ・クオサ氏率いる国際的な彫刻家チームは、私たちのこの非常にチャレンジングなテーマを歓迎してくれました」
すっかり観光名所になった「ムーミン 氷の洞窟」
「ムーミン 氷の洞窟」は、魅力的なアトラクションとして多くの人々を惹きつけていますが、オープンしたばかりの今シーズンの目玉は、洞窟内に新しく追加されたアクティビティ・エリア、「ヴェシレッピス・ウィンターパーク」です。
アリーナの第2トンネルには、ヨーロッパ最長の屋内アイス・スライダーが登場。その他にもさまざまなサイズのすべり台や、昨年訪れた人にはおなじみのソリや、スノーバイクのパンプ・トラック、チューブ・スライダーが設置されています。
「もっと大きなものにしたいと思ったんです。それで、チューブ・スライダーをアリーナの反対側に移動させて、長さ80メートルのアイス・スライダーを設けるスペースを作りました」と、サルミヘイモ氏。
「さらに秋の間は、ヴェシレッピスのスキーシーズンと氷の展覧会を同時開催する予定です」
「ムーミン 氷の洞窟」の中は、一年を通してマイナス3度前後。夏期シーズンは、入場券に防寒着のレンタルが含まれているので、ご安心を。ヴェシレッピスはフィンランドの中南部の町クオピオから車で約30分です。
写真/HannaK Photo.
翻訳/内山さつき