ムーミンバレーパークのみどころ~エントランス編~
ムーミンバレーパークのちょっとした豆知識を、パークのスタッフが紹介する新シリーズ「ムーミンバレーパークのみどころ」。
初回となる今回は、ムーミンバレーパークの入口「エントランス」をご紹介します。
ようこそ、物語の世界へ
ムーミンは世界中で知られるキャラクターですが、みなさんにとって一番身近なのは絵本でしょうか?アニメーションでしょうか?
実は、作者であるトーベ・ヤンソンがムーミンを生み出したその原点は「小説」です。
トーベがペンを走らせた文章と挿絵でムーミンたちに命が吹き込まれ、物語が生まれていきました。
「小説」から生まれたムーミンの物語をテーマにしているムーミンバレーパークの入口「ウェルカムゲート」は、「本(物語)」の中に入って、ムーミンの物語を追体験しましょう!というコンセプトで、モチーフが「本」でかたどられています。
4冊の「本」のゲートにはそれぞれ、ムーミントロール&スノークのおじょうさん、スナフキン&リトルミイ、ムーミンママ&トフスラン・ビフスラン、ムーミンパパ&ニョロニョロのシルエットが描かれています。
スノークのおじょうさんのシルエットには、よく見ると前髪や足輪の部分まで表現されていますよ!
本の後ろには、各キャラクターを象徴するようなエピソードが原作からスウェーデン語で引用されています。
(トーベはスウェーデン語系フィンランド人だったため。)
脇にもたくさんのキャラクターたちがお出迎えしてくれていますので、忘れずにのぞいてみてください。
ひとつだけご紹介すると、写真右下の小さな生きものは、絵本『それからどうなるの?』に登場する「はい虫」です。
ムーミンバレーパーク内の展示施設「コケムス」3階にもいるとか・・・
モニュメントに込められた想い
ウェルカムゲートのそばには、小説を書くのに欠かせない「インクつぼと万年筆」のモニュメントが置かれ、パークに訪れるゲストのみなさんのフォトスポットとしても親しまれています。
想像力はゼロから始まり、どんな可能性もあり、なんでもできる。
そして、ゲストのみなさんにも、ご自身の冒険のはじまりをご自身の想像力でどこまでも広げていただきたい。
このモニュメントには、物語の全てはペンと紙からはじまったことになぞらえて、そんな想いが込められています。
ゲートをくぐれば、その先には、自然豊かなムーミンの物語の世界がみなさんをお待ちしています。
ぜひ、あちらこちらに迷いこんでみてください。
みなさんそれぞれの新しい発見が、何か見つかるかもしれません。
はじまりの入り江エリア
ムーミンバレーパークの玄関であるエントランスの「はじまりの入り江」エリアに使われている鮮やかな黄色。
これは、「はじまりの入り江」エリアのメインカラーです。
※当日チケットを購入できるチケットブース「LIPPU」は、フィンランド語で「チケット」の意味。
ムーミンバレーパークでのはじまりや期待感、ワクワクなどを感じるエリアとして「期待感」「明るい」「希望」などの意味を連想させる黄色を、建物の外壁や、ショップ店内、エントランススタッフのコスチュームにも象徴的に使っています。
ムーミンバレーパークには、「はじまりの入り江」エリアのほかに3つのエリアがあり、それぞれエリアに合わせたカラーが随所に反映されていますので、パークに訪れたら、ぜひ「色」にも注目してみてくださいね。
Fin.
NEXT THEME:はじまりの店「Alku Kauppa」
ムーミンバレーパークのエントランスを抜けたすぐ先にある、「ALKU KAUPPA(アルクカウッパ)=はじまりの店」は、「はじまりの入り江」エリアにある最初のショップ・・・
※続きは、近日公開予定です。