フィンランドジャズCD2枚&十六茶キャンペーン&展覧会
いつの間にか、いつも通る道にアジサイの花が咲いていました。この花を見ると、もうじき梅雨がやってくるのだということを思い出します。洗濯物のことを考えるとちょっとだけ憂鬱ですが、その後にやってくる夏のことを考えると、不思議と心が晴れてくるから現金なものですね。早い人は、もう夏休みの予定を立てて旅行の手配も済ませている頃なのでしょうか?今年こそフィンランドへ滞在して白夜を体験するぞ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて、今週は6月22日にビクターエンタテインメントから発売予定のフィンランド・ジャズ・コンピレーションアルバムについてご紹介します。今回は「白夜のジャズ」と「真昼のジャズ」の2枚が同時発売。
白夜をイメージした、しっとりとした曲を中心に収録した「白夜版」と、夏を控えたこの季節にぴったりな軽快な曲を中心に収録した「真昼版」の2枚です。
月を仰ぎながら一人ボートで漕ぎ出でるムーミンの白夜版。
大きな太陽と咲き誇る花の中でたたずむムーミンとスナフキンの真昼版。どちらにも、ジャケットと同柄のメッセージカードがついています。
この2枚、The Five Corners Quintet、Iiro Rantala など、フィンランドのジャズ界には欠かせないアーティストの音源を収録&日本では入手困難になっている曲も収録されているそう。気楽に聞けるコンピレーションアルバムなのに、ちょっと珍しい曲も入っているというのは嬉しいですね。Over the Rainbowなどの有名曲も入っているし、全体に耳に心地よい美しいアレンジの曲が収録されているので、難しいことを考えずに音楽を聴くのにはぴったり。ジャズというと奥が 深い、難しい用語や歴史を知らないといけない…といったハードル高めのイメージがあるかもしれませんが、音色のキレイさやメロディーの心地よさという切り 口から気軽に楽しめるので、この1枚で新しい音楽の扉が開くかも。
そういえば、「白夜版」に音源が収録されているLuri Porra(ラウリ・ポッラ)というアーティストは、フィンランドのパワーメタルバンドStratovarius(ストラトヴリウス)のベーシストなのだとか!フィンランドはメタル大国と聞いてはいたけど、ジャズも演奏できる人がいるとは。一人の人が一種類の音楽しか演奏できないという決まりは無いのだから、そんなに驚くことではないかもしれませんが、どんな雰囲気の演奏なのか早く聞いてみたいです。
ビクターエンタテインメントでは、このCDの特設Webサイトもオープンしており、ここで見られるPVも必見です。曲はシベリウスの有名な交響詩"Finlandia"をアレンジしたもの、映像はフィンランド政府観光局の協力のもとで制作されたものなんですって。夕焼けを写した水面が揺れるさまや、ほの暗い森に光のめぐる場面、淡いオレンジ色にぼんやり照らされた街並みなど、フィンランドの美しい光景がたくさん映っています。ヘッドホンをつけて、音楽と一緒に楽しみたい綺麗な映像です。
"o-moro"Musicのシオミユタカさんから寄せられたコラムからは、多彩な音楽フェスティバルの紹介を通して、いかにフィンランドの人たちが音楽を楽しんでいるかが伝わってきます。日本で”フェス”と呼ばれているものとはまた違ったものが多いんですねえ。音楽をライフスタイルの一部として楽しむムーミンたちのようすにも納得です。
また、このCDを特定の店舗でお買い上げの方に2016年ムーミンの日のオリジナルトートバッグがプレゼントされるキャンペーンも実施されます。キャンペーンの詳細もジャズCDの特設Webサイトに掲載されているので、ぜひご確認くださいね。
価格:2,350円(税抜)
発売日:2016年6月22日
そうなんです!こちらのCDのお買上げキャンペーンが、今年の ムーミンの日オリジナルトートバッグがもらえる最初のキャンペーンとなりました。どうも、ご無沙汰しております。新金庫番です。とってもおしゃれなアルバムで、なんだか、幸先よい感じしますよね~。
それと、「2016 ムーミン絵手紙コンテスト」にたくさんのご応募をいただきありがとうございました!!現在、講談社とムーミンの日運営委員会にて、整理&議論が行われております。この結果ですが、2016年6月10日(金)ごろから、2016年7月4日(月)まで公式サイトのムーミンの日特設ページに予選通過作品が掲載されますので、ご覧になって、いちばん気に入った作品に1回だけ投票してくださいね!みなさまの清き一票で、グランプリが決定します!また、「2016 ムーミンの日の集い」の参加者募集は、往復はがきで、2016年6月20日(月)(当日消印有効)までお申込いただけます。忘れていた方、まずは、往復はがきを入手してくだされ~。
お次は、過去のブログ「ムーミン谷倉庫から」でご紹介した、イラストレーターの新谷麻佐子さんとライターで編集者の内山さつきさんの2人展、「Vägen hem トーベ・ヤンソンの夏の記憶を追いかけて」のご報告です。
会場写真を送っていただきましたのでチラリズム!
こち らの展示は、東京、神楽坂にある人気の本屋さん「かもめブックス」併設のギャラリー「ondo」で先週まで行われていました。ムーミンの作者トーベ・ヤンソンが、 パートナーのトゥーティと50才から70代後半まで、大自然に翻弄されながら創作活動を続けたペッリンゲ沖合いの小島。その島にトーベたちが建て、「ムーミンパパ海へいく」も執筆した伝説の小屋に泊まりこんで、トゥーティさながらの執念の撮影と創作を続けたお二人の作品には確かに、スウェーデン語を話すその沿岸地方の空気が含まれています。
またどこかでこのお2人の展示が見たいですね。
それから、こちら。ムーミンノベルティコレクターのみなさま、お待たせいたしました。
2016年6月7日(火)から始まる、アサヒ飲料の十六茶のPET600mlでムーミンオリジナルグッズがもらえるキャンペーンのお知らせで~す!
キャンペーンの詳細やお問い合わせ先は、こちらのムーミンニュースからご確認くださいね。
さて、最後にもう1件、来年2017年に巡回開始予定の新しい展覧会、「フィンランド・デザイン展」のについての情報公開です~!展覧会の公式サイトがオープンしました。2017年に独立100周年を迎えるフィンランド。その豊かな森や自然を背景にした創造性を学ぶとともに、自然と人間の調和から生み出されたフィンランド・デザインの過去、現在、そして未来を紹介する展覧会です。そして今回、トーベ・ヤンソンの作品も展示されます!福岡市博物館、愛知県美術館、福井市美術館、府中市美術館、宮城県美術館と5会場を、1年かけて巡回する予定ということで、ムーミンカフェもある第一会場、福岡でのスタートが今から待ち遠しいですね。開催のおりには、ぜひお近くの会場までお越しください!
それでは、また来週まで、アディオ~ス!!